習慣家のゆうじろうです。
今回のテーマは、「習慣化のメリット」についてです。
先に結論から言うと、習慣化するメリットは、大きく7つあります。
- 長期的な目標を達成できる
- 連鎖的に人生が良くなる
- 自信が付く
- モチベーションを維持できる
- 効率的に行動できる
- ストレス軽減に繋がる
- 人間関係が良くなる
この記事を見ることで、以下のことを理解することができます。
- 習慣化の仕組み
- なぜ人は習慣化するのか
- 習慣化の7つのメリット
良い習慣を生活に取り入れていくことで、理想の人生に向かって前進できます。
そして、確実に人生がプラスの方向に向かいます。
習慣化を普段から意識していく人としない人で、雲泥の差が生まれます。
是非最後までご覧ください
YouTubeでも解説しています!
目次
そもそも習慣化とは?
習慣とは、潜在意識(無意識)への刷り込みが引き起こす無意識の反応です。
つまり、自分でやろうと意識せずとも何気なくやってしまうことですね。
例えば、このような習慣が皆さんにありますよね。
- 毎日歯磨きをする
- 毎日お風呂に入る
- 毎日寝る
- 毎日スマホの通知をチェックする
そして、習慣を意志や根性に頼らず続く状態に導くことを「習慣化」と言います。
例えば、皆さんは「歯磨きしよう」と思わなくても、自然とご飯を食べた後に歯磨きしませんか?
このように、特に意識しなくてもやっていることが習慣化している行動になります。
逆に言うと、「これをやらないと」と意識している状態はまだ習慣化しているとは言えません。
例えば、「今日はランニングしよう」とかですね。
まとめると、こうですね。
- 習慣→潜在意識(無意識)への刷り込みが引き起こす無意識の反応
- 習慣化→習慣を意志や根性に頼らず続く状態に導くこと
ここで面白い研究があります。
アメリカのマサチューセッツ工科大学の研究によると、被験者に100日間GPSをつけて生活をしてもらい、研究に協力してもらったところ、それぞれの人の行動を事前に90%以上の確率で予測できるようになりました。
つまり、1日の9割ほどの行動を無意識レベルの習慣で行なっているということです。
それくらい、習慣によって僕たちの生活が成り立っていることが分かります。
なぜ人は習慣化するのか?
なぜ人は習慣化するのでしょうか?
結論から言うと、私たちが意識して行えることに限界があるからです。
つまり、行動を習慣化して無意識レベルで行動することで、意志の力を省エネできるからですね。
人には意識と無意識があります。
私たちの意識は一度に1つのことしかできません。
- 意識→自分で考えて行動することが出来る意識。(例、今日はこのお店に行こう)
- 無意識→過去の経験や知識が蓄積された意識、つまり何も考えなくても意識すること
例えば、毎日歯磨きすることに毎回意志の力を使っていたらどうでしょうか?
毎日やっていることに意志の力を使うのは、効率が悪いですよね。
習慣によって行動の効率化を図ることで、歯磨きしながらYouTube動画で勉強するといった効率的な行動ができるのです。
人間の脳は基本的に楽したいと考えています。
なので、何回も繰り返される行動を無意識化つまり習慣にするのです。
何回も繰り返し行われた行動は、無意識のうちに繰り返すことができるよう、脳内にプログラムを作り上げます。
これが、習慣の正体です。
色々言いましたが、「意志の力に限界があり、効率的に行動するために習慣化するんだな」と理解してもらえたら大丈夫です。
習慣化の7つのメリット
ここからは、「習慣化の7つのメリット」を紹介します。
7つのメリットはこちら。
- 長期的な目標を達成できる
- 連鎖的に人生が良くなる
- 自信が付く
- モチベーションを維持できる
- 効率的に行動できる
- ストレス軽減に繋がる
- 人間関係が良くなる
習慣化のメリットの大きさを理解できるので、是非最後までご覧ください。
それでは、1つずつ解説していきます。
①長期的な目標を達成できる
習慣化する1番のメリットとして、「長期的な目標を達成できる」が挙げられます。
毎日1時間勉強するのような良い習慣を積み重ねていくことで、成長していきます。
1日1日は小さくて変化は無いかもしれないです。
しかし、毎日の良い習慣を積み重ねていくことで、気づいたら長期的な目標を達成することができます。
僕の場合だと、1年後の2025年8月31日にYouTubeのチャンネル登録者数1000人を達成する目標を掲げています。
そのために、YouTube投稿を習慣化して、週4本ペースで動画投稿をしています。
まだ始めたばかりなので、1動画をアップしても数十回再生しかされません。
ですが、習慣化して続けることで、徐々に上がっています。
そして、目標のチャンネル登録者数1000人に向かって着実に前進しています。
このように、習慣化してしまえば、時間はかかれどいつか目標達成できます。
単純計算で、1年間毎日1%良くなると、1年後には約37倍の結果が得られる計算になります。
1.01の365乗=37.78
つまり、習慣化して長期的に行動を継続することで、長期的な目標達成ができるんです。
②連鎖的に人生が良くなる
1つの良い習慣を形成することで、人生に良い循環が生まれます。
これは認知科学の世界では、「キーストーン・ハビット(要の習慣)」効果と呼ばれています。
キーストーン・ハビットとは、1つの習慣を身につけるだけで、暮らしの他の面にも大きな影響力をもたらせる習慣です。
ニューヨークタイムズの記者であるチャールズ・デュヒッグ氏の著書「the power of habit 習慣の力」によって広く知られました。
例えば、「毎朝15分の散歩」を習慣化できたとします。
毎朝15分散歩する習慣によって、自然と早起きの習慣が身につき、それに伴い夜は早く寝るようになる。
それによって、睡眠の質が向上する。
睡眠の質が向上したことで、食事にも気を使うようになり、食生活を見直すことに繋がる可能性が広がります。
つまり、「毎朝15分の散歩」がキーストーン・ハビットとなり、「早起き」「夜早く寝る」「睡眠の質向上」「食生活の改善」と生活習慣全般が良くなっていきます。
良い習慣が良い習慣を生むことを「ハビットループ」と呼びます。
この状態になると、他の習慣化形成も比較的簡単にできるようになります。
1つの物事を習慣化することで、確実に習慣化する前よりも「自己効力感」が高まっています。
1つの習慣化という小さな成功体験によって、「自分ならできる!」と自信が付きます。
習慣化を経験したことで、習慣化形成のやり方が体に浸透しています。
つまり、自己効力感も高まるし、習慣化形成のやり方もわかっているので、「他の習慣も身につけてみよう!」と内発的動機が生まれます。
ここで僕の例も紹介します。
僕はこれまで習慣化できない人でした。
好奇心旺盛で飽きっぽくて、習慣化とは無縁。
しかし、一人暮らしを始めたことで、節約のために自炊を習慣化してみることにしました。
習慣化するための工夫を施した結果、2021年から現在まで3年ほど「週5日以上の自炊」を習慣化できております。
そして、自炊で習慣化に成功したことで、「読書」「家計簿」「朝散歩」など、今では合計10個の物事の習慣化に成功しています。
自炊といった1つの習慣(キーストーン・ハビット)で成功体験を積んだからこそ、10個の習慣化(つまりハビットループ)を形成できました。
1つの習慣化を身につけたという成功体験が弾みになって「他の習慣も身につけられる!」と好影響をもたらします。
なので、皆さんには焦らず、まずは1つの良い習慣を作ることにフォーカスして頂ければと思います。
1つ良い習慣ができたら、自然と良い習慣のループが形成されます。
そして、人生が1つの習慣を基点に変わっていきます。
習慣化の力恐るべしですね。
③自信が付く
良い習慣を続けると、少しずつ自信が形成されます。
例えば、「毎日10分ランニングする」とかですね。
たとえ小さな行動だとしても、続けていくことで「自分でも続けれる」といった小さな成功体験を積むことができます。
小さな成功体験を積むことで、自分の中で「自分ならできる!」と良いセルフイメージが形成されます。
良いセルフイメージが形成されると、さらに行動しようと思えます。
初めは10分から始まったランニングが毎日30分難なくランニングできるようになります。
そして、続けていくことで、成果も出ます。
ランニングであれば、体が引き締まったり、体力がついたりと。
習慣化すること自体が成功体験になり、それによって成果が出る。
つまり、習慣化することで自信が身につくのです。
④モチベーションを維持できる
習慣化することで、モチベーションを維持することができます。
理由としては、習慣化することで、特定の行動を自動的に行うことができるからですね。
つまり、意志の力を必要とせず無意識レベルで行動を続けることができます。
あと無意識レベルで行動できるので、モチベーションを考える必要がなくなります。
習慣化された行動を続けることで、達成感や成功体験が積み重なります。
これが自己肯定感を高め、さらなる行動を促すモチベーションになります。
つまり、小さな成功体験によって、さらに行動しようとモチベーションが湧くんですね。
そして、前進している実感を得ることができます。
ここで面白い研究があります。
2010年の実験で、この実験では参加者を以下の2つのパターンに分けています。
①「コーヒーを10杯買えば無料で1杯をサービス」と書かれたスタンプカードを渡すグループ
②「コーヒーを12杯買えば無料で1杯をサービス」と書かれたスタンプカードを渡す。ただし、そのカードには、すでに2つのスタンプが押してあるグループ
どちらも10杯買わないと無料サービスを受けられないのは同じです。
結果を見てみると②のグループの方が、スタンプの貯まるスピードが速かったんですね。
つまり、前に進んでいると感じると、人はモチベーションが上がると分かります。
習慣化によって前に進んでいると感じれるので、結果モチベーションを維持できるのです。
⑤効率的に行動できる
習慣化できると、特定の行動が自動的に行われるようになります。
これにより、考えたり決定したりする時間が省け、スムーズに行動できます。
さらに、習慣化された行動は意識的なエネルギーをあまり必要としません。
これにより、他の重要なタスクや意思決定にエネルギーを振り向けることができ、全体の効率が向上します。
僕の場合だと、現在YouTube投稿を習慣化しています。
初めはYouTube台本を作ったり、話したりと慣れないことが沢山ありました。
しかし、何本も動画を投稿することで、徐々に1つ1つの作業を効率的にこなすことができるようになりました。
今ではYouTube投稿することが習慣化できたので、余ったエネルギーで動画の構成をさらに良くしたり、「習慣化する方法を伝えるためどんなことを勉強しようか?」と、より大事なことにエネルギーを注ぐことができています。
人間の脳は楽するために習慣を作り効率化を図ります。
良い習慣が作れると、効率的に人生が良くなっていきます。
⑥ストレス軽減に繋がる
習慣化によるストレス軽減の理由はいくつかあります。
1.予測可能性
2.意思決定の負担軽減
3.成長感の獲得
4.健康的なライフスタイルの促進
1つ目は、予測可能性です。
日常的な行動が習慣になると、予測可能性が増し、生活に安定感が生まれます。
これにより、予測できない状況によるストレスが軽減されます。
2つ目は、意思決定の負担軽減です。
毎日の選択や決断を減らすことで、精神的な疲労を軽減できます。
習慣化された行動は自動的に行われるため、エネルギーを他の重要なことに使えます。
3つ目は、成長感の獲得です。
小さな習慣を継続することで、達成感を感じることができます。
これが自己効力感を高め、ストレスに対する耐性を向上させます。
4つ目は、健康的なライフスタイルの促進です。
健康的な習慣(運動や食事管理など)は、身体的健康を向上させるだけでなく、メンタルヘルスにも良い影響を与え、ストレスを軽減します。
まとめると、習慣化することで迷いによる決断疲れといったストレスがなくなったり、メンタルヘルス的に安定をもたらすメリットがあります。
僕自身も、毎日寝る前にヨガを習慣化にすることで、メンタルを安定できたり健康維持できています。
さらに最近は週4日以上ランニングする習慣を作っています。
特に運動の習慣化はメンタル安定や健康維持にもってこいなので、とてもおすすめですよ。
⑦人間関係が良くなる
習慣化の力を使うことで、人間関係が良くなります。
例えば、定期的に大切な人に感謝の気持ちを伝えたり、思いやりの表現を伝えるとします。
1つ1つは小さな言葉かも知れませんが、習慣化して続けていくことで、良い人間関係を構築できます。
パートナーや家族がいる方なら、相手に日々の感謝を伝えてみる。
- 洗濯してくれてありがとう
- いつも会ってくれてありがとう
- ご飯を作ってくれてありがとう
- 遊びの計画を立ててくれてありがとう
つまり、相手への感謝の気持ちや思いやりの気持ちを伝える習慣を作ることで、人間関係が良くなります。
以上が、習慣化の7つのメリットでした。
まとめ
まとめに入ります。
今回は、「習慣化のメリット」のテーマでお話いたしました!
習慣化にはメリットしかないので、良い習慣を作って、どんどん理想を叶えていきましょう。
本日は以上です。