習慣家のゆうじろうです。
今回は「完璧主義の治し方」について解説します。
この動画を見ているあなたは、完璧主義で悩んでいませんか?
- 極端に物事を考えてしまう
- 完璧でないと意味がない
- 完璧でないとアウトプットしたくない
- 常に現状に満足していない
僕自身も完璧主義が原因で、色んなことに挫折してきました。
完璧主義で結構悩んできた過去があります。
- ブログ運営(2回)→3ヶ月で挫折
- Webデザイン→3ヶ月で挫折
しかし、今回紹介する具体的な7つのアクションを通して、完璧主義を今では辞めることができています。
そのおかげで、このYouTubeチャンネルも4ヶ月継続して動画投稿できています。
今日の動画の内容
- 完璧主義の特徴
- 完璧主義になる原因
- 完璧主義のメリット、デメリット
- 完璧主義を治す7つのアクション
そこで今回は、「完璧主義の治し方」について、僕自身の完璧主義の体験談を交えながら解説します。
完璧主義を治す7つのアクションも解説していきます。
この動画を見ることで、今よりも完璧主義が緩和されるでしょう。
完璧主義を治して生きやすくしたい人は、是非最後までご覧ください。
YouTubeでも解説しています!
完璧主義について
まずは完璧主義について解説いたします。
完璧主義とは、自己または他者に対して非常に高い基準や理想を設定し、それに到達することに強くこだわる心理的特性を指します。
過度に高い目標をもち、完璧を目指すための努力を惜しまない人ですね。
完璧主義には、主に2つの側面があります。
- 己に対する要求(自己完璧主義)
- 他者に対する要求(他者完璧主義)
自分に対してのパターンと、他者に対してのパターンがあります。
全てのことに対して全力で且つ完璧なものを求める人は、完璧主義の傾向がありますね。
次に「完璧主義の特徴」について解説します。
完璧主義の思考には、主に次のような特徴があります。
- ゼロヒャク思考
- 高すぎる目標設定
- 常に現状に全く満足しない
- 自己評価が低い
- 周りと比較する
- 余白がない
- 自分を追い込む
- 真面目すぎる
- 結果にフォーカスしている
- 焦っている
完璧主義な方は、共感できる部分が多いんじゃないでしょうか?
「ゼロヒャク思考」は、全ての物事を0か100かといった極端に考えてしまう思考ですね。
白黒思考とも呼ばれたりします。
「高すぎる目標設定」は、例えばブログを始めたばかりなのに、いきなり「月10万円ブログで稼ぐ」みたいに、とても難易度の高い目標を初めに設定するとかですね。
過去の僕がまさにこれでした。
完璧主義が原因で、ブログを3ヶ月で2回挫折しています。
「常に現状に全く満足しない」は、まさにそうで、人から褒められたとしても「まだまだできていない」と全く満足しません。
僕も今でこそないですが、過去にブログを書いていたときも、「自分なんてまだまだだ」と常に思っていました。
理想が高い分、現状の成果や成長に全く満足できていなかったんです。
完璧主義の特徴としては、完璧を求めるが故に極端で過度に高い目標を立て、常に満足しない特徴があります。
僕が過去に習慣化に失敗した大きな要因が完璧主義でした。
以上が、完璧主義の解説でした。
なぜ完璧主義になるのか?
次に「なぜ完璧主義になるのか?」といった根本原因を解説します。
主に、次の4つ理由から完璧主義になるとされています。
- 性格
- 育った環境
- 社会的なプレッシャー
- 日本特有の文化的要因
実際には1つでなく、複数の要素が絡み合っています。
①性格
1つ目の理由は、「性格」です。
もともと生まれた時から完璧を求める性格がある場合があります。
僕も、もともと性格的に完璧主義でした。
ストレングスファインダーといった才能診断ツールがあるのですが、僕は最上志向という資質が1位です。
この最上志向という資質は、質をどこまでも求めていける才能なので、悪い方向に走ると完璧主義になりやすいです。
過去にたくさんの最上志向の方とお話ししましたが、ほとんどの方が完璧主義で悩まれていました。
これに関しては元々の性格であるので、この後紹介する具体的なアクションで徐々に解消していく必要があるかなと思います。
②育った環境
2つ目の理由は、「育った環境」です。
育ってきた環境で親から厳しく躾けられたり、常に高いレベルを要求された経験がある方は、これも完璧主義になりやすいですね。
ミスすると怒られたりすると、余計に完璧を求めてミスしないようにしようとなります。
あと、過去の経験から生じたトラウマが原因ともなりえます。
③社会的なプレッシャー
3つ目の理由は、「社会的なプレッシャー」です。
現代社会では、SNSやメディアを通じて「完璧な外見」や「成功した人生」のようなものがいつでも見えてしまうじゃないですか?
つまり、常に他人と自分が簡単に比較できてしまいます。
フォロワー数だったり、学校の試験の点数のように、簡単に数字で比較されます。
そうなると、「自分もあの人みたいに完璧な人生を歩みたい」と、完璧を求めて辛くなる現象が起きます。
常に周りと数字で比較できる社会になっているので、余計に完璧主義を助長しているように見えます。
特に学校で100点満点で採点される環境が、完璧主義な思考を大量生産させていると、個人的に思います。
④日本特有の文化的要因
4つ目の理由は、「日本特有の文化的要因」です。
日本人は他の国と比べて勤勉で真面目な人が多いと言われています。
そして、「謙遜」という言葉があるように、もし褒められたとしても、現状に満足しない特徴があります。
この謙遜によって良い仕事ができたり質の高いサービスが生まれる反面、これによって完璧主義になる要因でもあります。
日本はサービスが細かいところまで行き届いているので、より完璧主義になりやすいなと感じますね。
以上の4つが主な要因として挙げられます。
あなたはどのような理由で完璧主義になったのか、是非この機会に考えてみてください。
完璧主義の3つのメリット
先に完璧主義のメリットから解説します。
完璧主義が全く悪いと言うわけではありません。
メリットは、主に次の3つがあります。
- 質の高い成果を出しやすい
- 周りからの信頼を得やすい
- 細かいところまでこだわれる
それでは、1つずつ解説していきます。
①質の高い成果を出しやすい
1つ目は、「質の高い成果を出しやすい」です。
完璧主義者は、常に最良の結果を求め、物事を丁寧に進めます。
そのため、細部にまで注意を払い、計画的に物事を進めることができます。
これは特に、仕事やプロジェクトにおいて、完璧を目指す姿勢が高品質な成果に繋がることが多いです。
例えば、クリエイティブな分野や研究、製品開発などでは、細かなディテールに気を配る必要のある仕事では、本領を発揮しやすいです。
②周りからの信頼を得やすい
2つ目は、「周りからの信頼を得やすい」です。
完璧主義の人は質の高いものを常に求めています。
なので、自分の仕事に対する責任感が強く、結果をきっちりと達成しようとするため、周囲から信頼されやすい傾向があります。
僕の会社でも完璧主義の方は、細かいところまで丁寧にこだわっていて、すごいなといつも感心しています。
品質や納期を守り、誠実に取り組む姿勢が、同僚や上司、クライアントから評価に繋がりますね。
また、ミスが少なく、プロフェッショナルな仕事をするため、他人から頼りにされることが増えます。
③細かいところまでこだわれる
3つ目のメリットは、「細かいところまでこだわれる」です。
完璧主義者は、細部にこだわることができるため、全体を大きな視点で捉えるだけでなく、細かい部分にも気を配ることができます。
この特徴は、品質管理やチェック作業、精密な作業が求められる分野で特に強みとして活かせます。
例えば、設計や編集作業、データ分析など、正確性が重視される場面でその能力を発揮しますね。
完璧主義の7つのデメリット
次に、「完璧主義によるデメリット」を解説します。
完璧主義に関しては、正直デメリットの方が大きいです。
デメリットは次の7つです。
- ストレスによる健康への悪影響
- 自己肯定感の低下
- 時間とエネルギーの浪費
- 先延ばしになる
- アウトプットできない
- 人間関係の悪化
- 物事が継続できない
それでは、1つずつ解説していきます。
①ストレスによる健康への悪影響
1つ目は、「ストレスによる健康への悪影響」です。
完璧主義によるストレスが健康に与える悪影響は非常に深刻とされています。
完璧主義者は常に高い基準を自分に課し、失敗を避けることに過剰に意識を向けるため、精神的・身体的に多くの負担を感じることがあります。
自分を追い込む状態になりやすいです。
このストレスが長期間続くと、「慢性的なストレスと自律神経の乱れ」「うつ病や不安障害」といった健康問題を引き起こす可能性があります。
実際に真面目で完璧を求める人ほど、メンタルの不調が発生しやすい傾向にありますね。
②自己肯定感の低下
2つ目は、「自己肯定感の低下」です。
完璧主義が原因で自己肯定感が低下することは、非常に深刻なデメリットの一つです。
完璧主義者は「完璧でなければならない」という強いプレッシャーを自分にかけ続け、その結果、自己評価が極端に厳しくなることがあります。
例えば、仕事で成果が出たとしても、それよりもできていない面に目を向けてしまいます。
そして、「自分なんてまだまだだ」と自己評価が低くなり、自己肯定感の低下へと繋がる傾向があります。
③時間とエネルギーの浪費
3つ目は、「時間とエネルギーの浪費」です。
完璧主義者は、細部にまで過剰にこだわり、全てを完璧にしようとします。
質を過剰に求めた結果、必要以上の時間やエネルギーを消耗してしまうことがあります。
例えば、チャットであれば、チャットの内容を正確にまとめるよりも、「できるのかできないのかだけ知りたい」場合もあると思います。
その場合はスピード感が大事なのに、テキスト1つ1つに完璧を求めるのは、時間の使いすぎですね。
本来80点でいいところ、100点を目指すあまり、時間を無駄に浪費しがちになる傾向があります。
④先延ばしになる
4つ目は、「先延ばしになる」です。
先ほど紹介した「「時間とエネルギーの浪費」によって、先延ばしになることがデメリットとしてあります。
質を求めば求めるほど、時間を投下する必要が出てきます。
その結果、どんどん先延ばしになっていきます。
⑤アウトプットできない
5つ目は、「アウトプットできない」です。
過去の僕みたいな完璧主義の人は、「完璧でないと世にアウトプットしてはいけない」と思っている節があります。
完璧でないと人のためにならない→だから完璧になるまで改善しよう→満足できずに、結果アウトプットできない
このような現象が起きがちですね。
質を求めるあまり、完璧でなければアウトプットしても意味がないと、ゼロヒャク思考になります。
⑥人間関係の悪化
6つ目は、「人間関係の悪化」です。
完璧主義者は自分の高い基準や期待を他人にも押し付けてしまうことがあり、その結果、人間関係がぎくしゃくしたり、対立が生じたりする恐れがあります。
自分にも厳しい人は、他人に対しても厳しくなりがちです。
そして、人に頼るのが苦手なので、周りと協調できずに、人間関係が悪化する可能性もあります。
⑦物事が継続できない
7つ目は、「物事が継続できない」です。
1つ1つの行動に完璧を求めすぎると、気軽に行動できなくなります。
気軽に行動して積み上げていくことができないので、その結果習慣化できない現象が起きます。
物事を継続していくには、自分を受け入れたり、ある程度のゆるさが必要なんです。
完璧主義を治す7つのアクション
次に、完璧主義を治す7つのアクションを解説します。
7つのアクションはこちらです。
- 完璧じゃなくていいと理解する
- 期限と時間を決める
- 出すことを目標にする
- ありのままを受容する
- スモールステップで行う
- 加点法を取り入れる
- 結果より過程を大事にする
どれも今日から取り入れることができるアクションです。
僕自身もこの7つのアクションを実践したことで、今では完璧主義を辞めることができています。
効果抜群なので、是非1つずつ取り入れてみてください。
①完璧じゃなくていいと理解する
1つ目のアクションは、「完璧じゃなくていいと理解する」です。
そもそも完璧じゃなくても良いんです。
理由としては、そもそも完璧なんて世の中に存在しないからです。
例えば、政治・法律・医療・生活スタイルなど、常にブラッシュアップされています。
特に生活スタイルは、昭和と比べるだけでも、かなり変わってきています。
なんなら、僕が小学校の時にはスマホがなかったので、この20年でもだいぶ変わっていますね。
インターネットやITツールを使うことが当たり前となり、スマホで仕事も娯楽もなんでもできるようになりました。
今のような変化の大きい時代において、そもそも無理だった完璧主義がより無謀なものになっていると、僕は感じます。
完璧でなく、全ての物事が現在進行形でどんどん良くなっています。
僕の例を挙げると、このYouTubeもまだまだ改善点があり、完璧ではありません。
そして、一生完璧になる時はきません。
ですが、こうやって投稿しながら、現在進行形で改善を繰り返しています。
その結果、徐々に見てくれる視聴者の方や再生回数も増えてきました。
そして、「役に立った」といったコメントをいくつか頂けるようになりました。
完璧じゃないからこそ、気軽に楽しみながら継続できます。
だから、完璧なんてそもそも存在しないし、徐々に行動しながら改善して成長していけばいいと考えています。
そもそも、完璧なYouTube動画を視聴者は求めていないのではないでしょうか?
僕も好きなYouTubeチャンネルがいくつかありますが、完璧で洗礼されているから見ているのではなく、「役にたつ」「その人の人柄を知りたい」が試聴する大きな要因となっています。
完璧でないからこそ、人間味があって良いんじゃないでしょうか?
完璧なんてそもそも存在しないし、全ては現在進行形。
こう思えると、少しは完璧主義の思考が和らぐのではないでしょうか?
僕も完璧主義になる瞬間がたまにあるので、その時にこの言葉を胸に対処していこうと思います。
完璧主義を辞める一歩目は、「完璧じゃなくて良い」と腹落ちさせることですね。
②期限と時間を決める
2つ目のアクションは、「期限と時間を決める」です。
完璧主義の人は際限なく質を高めていけるので、物事をアウトプットするときに、他の人と比べて時間がかかりがちです。
なので、仕事やアウトプットする際は「期限」と「時間」を決めると良いです。
期限や時間をあらかじめ決めておき、その期限内で最大限質を高めていけば良いんです。
先に終わりを決めます。
例えば、僕はYouTube投稿を習慣にしていて、月に10本程度アップすることを目標にしています。
目安として、平日であれば4〜5日に1本、土日であれば1本投稿しています。
月10本程度アウトプットすると決めているので、自ずと1本あたりの制作期限が決まってきます。
もちろん1本1本最善を尽くしますが、1本の目安期限内で今できる最善の動画を投稿しています。
このように期限と時間を決めることで、完璧主義のデメリットである質を求めすぎてアウトプットできない問題を解決できています。
なので、「完璧主義を治したい!」「改善したい!」のであれば、是非何か物事に取り組む前に期限と投下する時間を決めてみてください。
終わりを決めるだけでも、僕はかなり完璧主義が緩和されましたので、是非試してみてください。
期限を決めないと、完璧の沼に陥ります。
③出すことを目標にする
3つ目のアクションは、「出すことを目標にする」です。
完璧主義の人は質を高めるあまり、アウトプットが遅れるもしくはできない傾向があります。
僕自身も過去にブログを挫折した時は、質を高めるあまりアウトプットすることができない状態でした。
これでは勿体無いです。
対策としては、「出すことをまず目標にする」と良いです。
2つ目のアクションで紹介した「期限と時間」を決めて、その期限内で出来る最大限のものをまず出します。
70~80点でアウトプットするイメージですね。
出すことを目標にすることで、完璧主義のデメリットであるアウトプットできない問題が解消します。
そして、出した後に改善して、再度出せばより質の高いものが徐々にアウトプットできます。
完璧でなく、合格点をまず狙うと良いです。
例として、アメリカや中国のインターネットやゲーム関連会社では、β版といったサービスを提供しています。
β版とは、多くの人に使用(プレー)してもらうことで初めてわかるバグや問題点を発見するために、まず世に出すサービスです。
要は完成途中のサービスですね。
実際にGoogleのツールやゲームでもβ版が公開されているのを、みたことがあるのではないでしょうか?
β版を出すことで課題が見つかり、改善を繰り返しながらどんどんサービスの質を高めていけるメリットがあります。
ITサービスでは、このようなβ版がよく使われていたります。
僕もまずは見切り発車でYouTubeを始めました。
初めは「収録した音声をアップするだけ」の簡単なものから始まり、少しずつ視聴者の反応を元に改善しました。
そして、今のようなスライド解説のスタイルへと軌道修正しています。
このように、完璧主義の方は、まずは期限と時間を決めて出すことを目標にすると良いです。
「完璧でなく、できる範囲で最善を尽くす」を意識すると良いです。
④ありのままを受容する
4つ目のアクションは、「ありのままを受容する」です。
完璧主義の治し方について解説しておりますが、無理に解決する必要はないと考えています。
「完璧主義ではいけない」と思うと、逆に完璧主義の思考が頭に残ってしまいます。
これは、人間の脳は否定語を理解できない性質があるからですね。
ワーク
では、皆さんにも体験して頂きます。
ピンクの麒麟を絶対に想像しないでください
「ピンクの麒麟」が思い浮かんだんじゃないでしょうか?
このように、「完璧主義ではいけない」と思うと、完璧主義の言葉がより意識されます。
なので、「完璧主義なところも自分なんだ」とありのままを受け入れることが大事です。
自分を受け入れることは、セルフコンパッションと言われたりします。
自分自身に対する優しさや思いやりを持つことですね。
僕自身もたまに完璧主義思考に陥る時があります。
その時は「完璧主義な部分も自分だな」と、無理に自分を責めるというよりも、自分を俯瞰して受け入れています。
自分の気持ちを上から俯瞰して気づくことですね。
これは、メタ認知と呼ばれています。
「では、どうすれば完璧主義をメタ認知で気づけるの?」と思う方もいるかもしれません。
その場合は、ジャーナリングがおすすめです。
ジャーナリングは、頭に思い浮かんだことをありのままに書いて、自己認識を深める取り組みです。
「書く瞑想」とも呼ばれますね。
心の内をひたすら書き出し自分の内面に向き合うことで、心身ともによい効果が得られるといわれています。
自分自身を客観視できるため、メタ認知能力を高めるトレーニングとしても有効です。
僕もたまにジャーナリングをしますが、やっぱり文字に書き出して可視化することで、「自分はこんなことを考えているのか」とより客観視できます。
ネットで調べたらやり方の解説動画があるので、完璧主義を緩和したい人は是非やってみてください。
まずは完璧主義な自分を受け入れる。
受け入れずに完璧主義な自分を無理に変えようとすると、余計に辛くなります。
完璧主義を治すというより、完璧主義の思考が出てきた時に対処する方法を知る方が建設的かなと思います。
⑤スモールステップで行う
5つ目のアクションは、「スモールステップで行う」です。
完璧主義な人は理想が高いがゆえに、理想の目標まで遠く感じたり達成できないときに絶望を感じやすいです。
その時におすすめのアクションとしては、小刻みに目標を設定する「スモールステップ法」です。
大きな目標を持つことは良いことです。
しかし、いきなり大きな目標に挑むのではなく、大きな目標を小さな目標に細分化します。
そして小さな目標を達成するたびに、喜びを感じます。
つまり、小さな目標を達成するたびに、小さな成功体験を感じることができます。
僕を例にすると、来年の8月31日までにYouTubeのチャンネル登録者数1000人を目標にしています。
この目標だけ立ててしまうと、YouTubeを始めたばかりの僕からしたら大きすぎる目標です。
そして、達成までの距離が遠すぎます。
なので、次のように1000人という大きな目標を月毎に小さな目標に分解しています。
1ヶ月目→10人
2ヶ月目→50人
3ヶ月目→100人
4ヶ月目→150人
5ヶ月目→200人
6ヶ月目→300人
7ヶ月目→400人
8ヶ月目→500人
9ヶ月目→750人
10ヶ月目→1000人
今月は4ヶ月目なので、150人を目標にしています。
このように、大きな目標を小さな目標に分解し、小さな目標を具体的に設定します。
そして、小さな目標を達成していくと、気づけば大きな目標が達成できます。
あと、小さな目標に分解することで、行動しやすくなるメリットもあります。
年単位のような大きな目標だけだと、あまりに遠すぎて、人はモチベーションを保てません。
僕も目標が遠すぎると、どうでもいいやとなってしまいます。
なので、あなたが持っている理想の大きな目標を、まずは小さな目標に細分化してみてください。
紙に書いたりスマホにメモしたり、可視化することがおすすめです。
スモールステップを取り入れると、完璧主義がかなり緩和されるので、おすすめです。
⑥加点法を取り入れる
6つ目のアクションは、「加点法を取り入れる」です。
完璧主義な人は、100点を思い描いているので、「失敗した」「ミスをした」など悪いところに思考がフォーカスしがちです。
意識しないと、減点思考になりがちです。
解決策としては、「加点法を取り入れる」と良いです。
加点法とは、どんな小さなことでも良いので「前よりもできた」「うまくいった」など、良いところを一つ一つ積み重ねていく方法です。
できなかった面の振り返りは勿論大事ですが、それよりもできている面により思考をフォーカスさせます。
僕の例でいくと、YouTubeのチャンネル登録者数1000人を目標にしています。
なので、「前回よりもうまく話せた」「前回よりも上手く台本がかけた」のように、日々できている面によりフォーカスしています。
できていない面は振り返りを通して改善して、振り返りと改善が終わったら「ま、いっか」と忘れると良いです。
これで、悪い面ばかり見て、ずるずる引きずることもなくなります。
加点法を取り入れる際は、日記で毎日寝る前に「1日で良かったこと」を書く習慣をつけると良いです。
日記を書くことでポジティブになれるし、幸福度も高まります。
日記で良かったことを書く習慣を作ることで、良い面に目を向けることがだんだんできるようになります。
日記を書くことに関しては、毎日3つの良かったことを書くと人生が変わる理由の動画で解説しています。
⑦結果より過程を大事にする
7つ目のアクションは、「結果より過程を大事にする」です。
完璧主義の人は、結果ファーストで結果を出さないと意味がないと思う方が多いと思います。
実際に過去の自分も、過程よりも結果を出すことが大事と思っていました。
この時点でかなりゼロヒャク思考で極端ですよね。
そこでおすすめの考えが、「結果よりも過程を大事にする考え」です。
結果はもちろん大事ですが、それよりも過程での成長や喜びにフォーカスします。
僕が尊敬している本田圭佑さんが
成功にとらわれるな。成長にとらわれろ。
とインタビュー動画でおっしゃっていました。
まさに、結果だけにとらわれるのでなく、成長に視点をフォーカスしようって意味だと僕は捉えました。
たとえ思うような結果が出なかったとしても、何かしら必ず成長はしています。
それは次に繋がる課題が見つかったことだったり、前回よりも上手くできたことなど。
僕もYouTubeを続けるにあたって、目標を追い求めることは大事にしていますが、それよりも目標を達成するまでの過程にフォーカスしています。
具体的には、毎日自分の行動や成果を数字で記録するようにしています。
そうすることで、日々目標の投稿数とチャンネル登録者数に向かって進んでいると実感できています。
あとは寝る前に毎日良かったことを書くのですが、そこでは「台本を前回より上手くかけた」「サムネのデザインが前より良くなった」「チャンネル登録者数が2人増えた」と書いています。
つまり、結果よりも過程にフォーカスしています。
なので、完璧を目指すのでなく、過程を楽しむマインドに切り替えると良いです。
過程を楽しめないと、結果が出た時以外は楽しめない状態になります。
過程を楽しむ方法は、この2つがおすすめです。
- 毎日の行動を記録する
- 毎日良かったこと、改善点、次のアクションを振り返る
是非試してみてください。
まとめ
まとめに入ります。
今回は、「完璧主義の治し方」について解説しました。
本日は以上です。
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