個人ビジネスでは「お客立ち情報」じゃなくてどんなことを発信したら良いのか?

情報発信

 

発信していると、このような悩みを一度は考えたことがありませんか?

 

お客立ち情報を発信した方がいいのか?

それとも、自分の考えを発信した方がいいのか?

 

僕は何度も考えています。

失敗をしたり周りからのフィードバックをもらいながら、「このように発信したら良い」といった発信の方が見えてきたんです。

この発信のスタイルに気づくまでに、半年以上時間がかかり、遠回りしてきました。

 

今回は「お役立ち情報じゃなくてどんな発信をしたら良いのか?」について話していきます。

 

このブログは特にコーチのようなクライアントワークや自分を売っていきたいと考えている人におすすめです。

お役立ち情報を発信しない方がいい理由

発信において”お役立ち情報”は発信しない方が良いです。

理由は、お役立ち情報を発信しても、他の発信者と差別化ができないから。

 

正直お客立ち情報は世の中にもうすでに溢れかえっていますよね?

  • ブログのタイトルの付け方
  • ブログのアクセス数を増やす方法
  • ブログの冒頭文の書き方

 

僕たちが発信しなくても、誰かしら解説した記事や動画がたくさんある。

裏を返すと、後発組が同じようにお役立ち情報を切り取って発信しても差別化ができません。

 

僕の場合を例にすると、発信をする目的は「1人1人と深い繋がりを作ること」。

他の人と同じようなお客立ち情報を発信しても、自分選んでもらえる構図が作れない。

だって同じ内容で発信しても差別化できないですしね。

 

「ゆうじろうさんの発信だから知りたいし、直接関わりたい」

ここを目指す必要があります。

 

そうなると、お役立ち情報だけを切り取って発信しても、この目的は達成されますか?

 

一度考えてみてください。

間違いなく達成できないですね。

 

お客立ち情報が悪いと言いたい訳ではない。

すでにお客立ち情報は出回っていて、これから発信しても自分が選ばれる状況を作ることが難しい。

これが言いたいんですよ。

 

正直実績があろうがなかろうが、真似して同じことが言えてしまう。

つまり、誰でも言える。

 

特に僕みたいなクライアントワークをしている方、自分だから選んで欲しい、自分を売っていきたいと考えている人は、お役立ち情報だけを切り取って発信することはおすすめしません。

お役立ち情報の失敗談

今回「お役立ち情報を発信しない方がいい」と強く発信するのは、過去の失敗談があるから。

このブログを読んでいるあなたには、僕と同じような失敗をして欲しくない。

なので、過去のしくじりをここでお伝えしていきますね。

 

去年の9月頃からYouTubeとラジオで「習慣化」をテーマに発信し始めました。

当時はYouTubeやラジオで台本を毎回作り込み、一言一句有益なことを発信しようと意識していたんです。

勿論自分の経験を伝えているつもりでした。

 

ただ、「習慣化の仕組み」や「習慣化とは?」みたいに、知識ベースのお客立ち情報を発信していました。

だから、そこに僕だから伝えれる価値や気づきが無かった。

 

あとは、有名人がやっている習慣化のコツや、有名人がやっているおすすめの習慣など、本で学んだ内容を自分なりにまとめて発信していたんです。

確かに情報としてはまとまっているし、実際に感謝のコメントを頂けたりもした。

 

ただ、お役立ち情報を発信しても、お問い合わせといった結果は出なかったんです。

 

「なんで結果が出ないのだろう?」

当時の自分には、全く理由が分かりませんでした。

有益なことを言ってさえいれば、クライアントができると信じていたんですよ。

 

しかし、どれだけ発信しても結果には繋がりませんでした。

 

そこで、発信する目的から振り返っていくことにしました。

そもそも僕が発信する目的は、「深く1人1人と繋がること」。

 

「お客立ち情報を発信して、深い関係性は作れるのか?」

考えてみたところ、NOだった。

 

正直お役立ち情報は溢れかえっているし、本や動画でインプットしたら誰でも言えてしまう。

なんなら、実体験じゃなくても発信できちゃう。

 

「お役立ち情報でなければ、どんな発信をすると良いのか?」

 

「自分という人間を選んでもらうには、どんな発信が良いのか?」

 

お役立ち情報を発信しても結果が出なかったので、別の方法を模索しました。

どのように発信したらいい?

過去の失敗を振り返ってみたり、実際に複数回セッションを受けてフィードバックをもらいました。

それを踏まえて、どのように発信したら良いのか?

自分なりの結論が出ました。

ここに気づくまでに、6ヶ月かかりました。

 

それは、価値提供をベースにして、そこに自分の考え・価値観・想いを織り交ぜた発信です。

 

もう少し具体的に言うと、”お役立ち情報だけ”を切り取って発信するのでなく、あなたというフィルターを通した自分の考え・価値観・想いといった価値提供を織り交ぜた発信。

 

発信において、相手への価値提供は大前提です。

何かしら気づきや発見がないと、発信は見られません。

僕が仮に「今日は〜を食べました!」みたいな発信を見ても、誰も興味ないですよね?

芸能人だったら可能かもしれないですが、僕みたいな一般人では現実的でない。

だから、何かしらの気づきや発見を毎回のコンテンツに盛り込む必要がある。

 

そして、気づきや発見といった価値提供だけでなく、そこに自分だから言える要素を盛り込む。

 

そうすることで、「自分だから発信できるコンテンツ」が出来上がります。

自分だから言えるということは、つまり他と被らない。

差別化できるということは、「あなただから良い!」といった状況が作れます。

 

これは実際に僕が参考にしているコーチのセッションを受けた際にも、同じようにフィードバックをもらいました。

 

◎フィードバックの要約

 

情報としては価値があるけど、”あなただから”の要素がないので弱い。

もっと自分という要素を入れることで、「役立つ情報もくれるし、人間としても好き」といった状態を作れますよ。

 

つまり、価値提供だけでなく、自分という人間を伝えることで、人としても良いなと思ってもらえるんです。

 

コーチのようなクライアントワークをしたい人は、ここを目指しているかなと。

自分という色を入れていかないと、簡単に埋もれてしまいます。

 

今回のブログで説明すると、以下でまとめることが出来ます。

◎価値提供
・お役立ち情報を発信しない方がいい理由

 

◎自分だから言えること
・過去にお役立ち情報で結果が出なかった
・フィードバックをもらった際の気づき

 

価値提供だけでなく、自分だから言える実体験を盛り込んでいますよね?

だから、このブログは僕にしか書けないし、僕だからの人間味や考えを盛り込めている。

ちなみに、毎回コンテンツを公開する際は、上記の点を意識して毎回チェックしてから公開しています。

 

実際に発信のスタイルを変えてから、公式LINEの数も少しずつ増えている。

やっぱりこの発信スタイルに変えて良かったなと。

 

コーチやカウンセラーのようなクライアントワークで自分を売っていく仕事をしている方は、「価値提供をベースに自分だからこその要素を入れる」といった発信スタイルを取り入れてみてはどうでしょうか?

 

くれぐれも”お役立ち情報を切り取っただけ”の発信はしないように。

 

というわけで、今回は以上となります。

 

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