【習慣化の罠】頑張らないことが成功の鍵

完璧主義

習慣家のゆうじろうです。

今回のテーマは、「習慣化で頑張ったり無理してはいけない」です。

先に結論から言うと、習慣化したいなら、頑張ったり無理してはいけません。

理由としては、頑張ることは意志の力を使っている状態であり、意志の力は必ず消耗するし限界があるからです。

つまり、頑張るはエネルギーの前借りです。

頑張らないなら、どうやって習慣化していけば良いのか?

それに関しても、「習慣化で頑張ったり無理しない3つの対策」で解説していきます。

誰でも今日から実践できる内容なので、是非最後までご覧ください。

YouTubeでも解説しています!

習慣化で頑張ったり無理してはいけない理由

結論から言うと、頑張ることは意志の力を使っている状態であり、意志の力は消耗するし限界があるからです。

つまり、エネルギーの前借りです。

習慣の力でなく、意志の力に頼るとします。

初めはできても、いずれどんどんパフォーマンスが下がっていきます。

 

ここで面白い研究があります。

「フロリダ州立大学社会心理学部教授のロイ・バウマイスターが、ある実験によってこのことを明らかにしました。

教授は学生を2つのグループに分け、それぞれのグループの前に焼きたてのチョコレートチップ入りのクッキーを置きました。

1つのグループにはこのクッキーを食べることを許可し、

もう1つのグループには、我慢することを強要しました。

そして、両方のグループに、難しいパズルを完成するよう要請しました。

クッキーを食べることを我慢させられたグループは、我慢という意志の力を働かせる必要があったため、パズルを始めるときには、意志の力の消耗が行われており、パズルへの挑戦を投げ出した学生が多くいたそうです。

一方、クッキーを食べたグループは、平均してより長時間パズルに取り組んだということです。

このように、意志の力は消耗していきます。

習慣化を行う初期段階では、なるべく意志の力を多く使うような状態にしないことが肝心です。

なので、習慣化していく過程で頑張ったり無理をしてはいけないのです。

頑張ったり無理をするから、三日坊主になるのです。

これから何か習慣化するなら、是非「頑張ったり無理してはいけない」と頭に入れておいてください。

習慣化で頑張ったり無理しない3つの対策

先ほどの章で、「習慣化で頑張ったり無理してはいけない」とお伝えしました。

頑張ることや無理することが普通な人にとって、「じゃあどうしたらいいの?」と思うかも知れません。

ここからは、「習慣化で頑張ったり無理しない3つの対策」を紹介します。

3つの対策はこちらです。

  1. 小さなことから始める
  2. 最初は成果でなく定着を大事にする
  3. まずは1つのことに集中する

 

僕もこれから紹介する3つの対策を取り入れたことで、

YouTube配信を2ヶ月間難なく続け、習慣化に成功しました。

誰でも今日から取り入れることが出来る内容なので、是非1つずつ取り入れてみてください。

①小さなことから始める

まずは「頑張ったり無理する」といった考えを捨てましょう。

頑張ったり無理するとは、このようなイメージです。

例えば、YouTubeをこれから習慣化しようと思い、いきなり「1日目から2日に1本投稿する」のようなものです。

先ほども説明しましたが、意志の力には限界があります。

初めは続けれたとしても、いつかガス欠して習慣化に挫折するタイミングがきます。

習慣化で1番大事なことは、長期的に淡々と続けることです。

頑張ったり無理すると、持続可能でないので、途中で必ず挫折します。

ちょっと肩の力を抜いて、リラックスするくらいが丁度良いです。

 

頑張ったり無理しないためには、まずは「小さく始めること」がおすすめです。

習慣化形成がされていない段階では、まずは小さく初めて続けることを意識しましょう。

例えば、YouTube投稿を習慣化したいなら、1週間に1本投稿してみる。

そして投稿もいきなり凝った動画を出すのでなく、無編集の動画をアップする。

くらい小さなことから始めます。

 

小さなことは誰でもできますが、続けていくことで「自分でも出来る」と小さな成功体験が生まれます。

さらに、自己肯定感も高まるので、もっとやろうと思えます。

僕もYouTube投稿を習慣にしていますが、初めは音声を録音してアップするだけでした。

編集もしていなかったので、とても気軽に続けることができました。

そして習慣化できたので、今はスライドを使って解説する動画へとステップアップしています。

このように、頑張ったり無理しないために、「小さく始めること」がとても大切な考えとしてあります。

②最初は成果でなく定着を大事にする

最初は成果でなく定着させることを最優先すると良いです。

習慣化初期の段階では、定着させる目的に絞って、成果を出すことに全く期待しないスタンスが大事です。

 

例えば、僕はYouTube投稿を習慣化初期の段階では、成果は全く意識していませんでした。

成果に一気一憂することよりも、まずは定期的に投稿し続ける「定着」に重きをおいていました。

無意識レベルで行動ができるまでは、とにかく定着させることにフォーカスします。

続けていくことで、やることが当たり前になります。

そして、YouTube投稿することが「快の感情」と結びつき、続けることに対してポジティブな感情が生まれます。

そのタイミングで、徐々にペースや分量を上げていけばいいのです。

なので、習慣化初期の段階では、成果でなく定着を大事にしましょう。

定着させる段階では、先ほど紹介した「小さなことから始める」を意識します。

小さなことから始める方が無理なくできる分量なので、定着しやすいメリットがあります。

是非、最初は成果でなく定着を大事にしてください。

③まずは1つのことに集中する

頑張ったり無理しないために、「まずは1つのことに集中する」ことを意識しましょう。

一度にあれもこれも習慣化しないことです。

あれもこれも複数同時に習慣化しようとすると、それだけで意志の力の消耗が激しくなります。

この記事を読んでいるあなたも、仕事をしたり家事をしたり友達と遊んだり、忙しい日々を送られていると思います。

他の活動でも体力を使っているので、複数の習慣を作っていけるほど余裕がないかも知れません。

なので、まずは1つのことに集中して習慣化することが大事です。

1つのことを習慣化できたら、無意識レベルで行動できるようになります。

習慣化してしまえば、意志の力も消耗しないので、余力ができます。

このタイミングで別の習慣化に取り組めばいいのです。

そうすれば、頑張ったり無理することなく習慣化していくことができます。

1つ前のたった1つの習慣が人生を変える3つの理由の動画で、

「まずは1つのことに集中する」について詳しく解説しています。

以上が、「習慣化で頑張ったり無理しない3つの対策」の紹介でした。

まとめ

まとめに入ります。

今回は、「習慣化で頑張ったり無理してはいけない」のテーマでお話いたしました!

最後に動画の内容をおさらいしましょう。

【習慣化で頑張ったり無理しない3つの対策】

  1. 小さなことから始める
  2. 最初は成果でなく定着を大事にする
  3. まずは1つのことに集中する

というわけで、今回は以上となります。