習慣家のゆうじろうです。
今回のテーマは「まずは1つの習慣化に絞ろう」です。
先に結論から言うと、まずは1つの習慣化に絞りましょう。
複数個を一気に習慣化するのでなく、まずは1つの習慣化にフォーカスすると良いです。
今回の記事で一番伝えたいことです。
この記事を読むメリット
- まずは1つの習慣化に絞った方が良い理由が分かる
- 1つの習慣を身につけることで、他の習慣や行動に大きな影響を与えると理解できる
是非最後までご覧ください
YouTubeでも解説しています！
目次
まずは1つの習慣化に絞る3つの理由
結論から言うと、以下の3つです。
- 特定の行動に集中しやすいから
- 他の習慣化に応用できるから
- 効率が良いから
もしかしたら、「同時に複数個習慣化した方が早いんじゃないの？」と思った方もいるかもしれません。
しかし、上記3つの理由から、まずは1つの習慣化に絞った方が良いです。
人間は脳の構造的に一度に複数の物事を処理したり、複数の変化を一度に対応することが難しい性質があります。
そして、1つでなく複数個の行動を一気に習慣化すると、頑張り過ぎてしまう可能性が高まります。
習慣化において頑張ることは良くないです。
過去に【習慣化の罠】頑張らないことが成功の鍵の動画で詳しく解説しています。
それでは、まず1つの習慣化に絞る3つの理由を1つずつ解説していきます。
①特定の行動に集中しやすいから
1つの習慣化に絞ることで、1つの習慣化にフォーカスできるメリットがあります。
人間の脳は1度に多くの情報を処理することが難しい構造になっています。
そして、人間は変化に抵抗する性質があります。
新しい行動を習慣化していく行為は、人間の脳にとってはイレギュラーの行動です。
1つの習慣化だけでも負荷がかかるのに、それが2つや3つとなると負荷がとてもかかってしまいます。
複数個の行動を同時に習慣化しようとすると、それだけストレスがかかります。
そして、どの習慣化も中途半端になってしまいます。
なので、まずは1つの習慣化に絞ることが大事です。
複数の習慣を同時に取り入れると、計画や実行が複雑になり、挫折しやすくなります。
1つに絞ることで、シンプルに取り組むことができます。
例えば、AとBがあるとして、どちらの方が習慣化しやすいでしょうか？
- A→YouTube投稿に絞って習慣化する
- B→YouTube投稿、ランニング、読書を一気に習慣化する
Aの方がYouTubeといった特定の行動に集中できるので、習慣化しやすいです。
Bは習慣化が得意な僕でも、無理だなと感じます。
まずは1つの習慣化に絞り、習慣化できたら別の習慣化にも取り組んでいきましょう。
②他の習慣化に応用できるから
1つの習慣化に成功したら、他の習慣化に応用できます。
1つの習慣化に成功したことで、小さな成功体験を積むことが出来ます。
つまり、習慣化のプロセスを通して、自信を身につけることが出来ます。
僕の場合も、1人暮らしを初めてまず自炊を習慣化することにしました。
自炊を長期的に習慣化できたので、次に読書習慣や運動習慣を身につけていきました。
そして、今では10個の物事を習慣化できています。
複数個の習慣化に成功できているのは、間違いなくまず1つの習慣化にフォーカスしたからです。
これがいきなり自炊も読書も習慣化していたら、確実に挫折していました。
1つの習慣化を通して、習慣化していく過程での経験や知識を身につけることが出来ます。
習慣化のノウハウを身体で経験できたら、他の習慣化にも応用できます。
③効率が良いから
1つの習慣化に絞った方が、長期的に見て効率的です。
先ほどのメリットで説明したように、1つの習慣化を通して、習慣化していく過程での経験や知識を身につけることが出来ます。
1つの習慣化を通して得た知識は、他の習慣化に応用できます。
小さな成功体験を通して自信が身につくし、習慣化の方法も理解している状態です。
なので、いきなり複数個習慣化しようとするよりも、確実に1つずつ習慣化していった方が効率的です。
僕自身も自炊といった1つの習慣化に成功した経験を他の習慣化にも活かしました。
その方が長期的に効率的だと実体験をもとに感じます。
まとめると、まず1つの習慣化に絞った方が良い3つの理由はこちらです。
- 特定の行動に集中しやすいから
- 他の習慣化に応用できるから
- 効率が良いから
是非焦らず、まずは1つの習慣化に絞って行動してみてください。
その方が、長期的に複数個の習慣化に成功できます。
どうやって1つの習慣に絞るのか？
先ほどの章で、まずは1つの習慣に絞って習慣化した方が良いと解説しました。
では、どうやって1つの習慣に絞ったら良いのでしょうか？
すでに複数個の習慣化したい行動がある人は、悩ましいと思います。
結論から言うと、僕は以下の2ステップで1つの習慣を決めたら良いなと考えています。
- 習慣化したい行動をリストアップする
- 一番理想を最大化できる行動を選ぶ
それでは1つずつ解説していきます。
①習慣化したい行動をリストアップする
まずは習慣化したい行動をリストアップしていきましょう。
たくさんある人もいたら、2〜3個ある人もいるかもしれません。
個数に制限や正解がある訳ではないので、習慣化したい行動を可視化していきましょう。
②一番理想を最大化できる行動を選ぶ
習慣化したい行動をリストアップできたら、次に一番理想を最大化できる行動を選んでみましょう。
一番理想を最大化できる行動とは、自分の理想の人生を叶えるために一番近づける行動のことを言います。
僕の具体例を紹介します。
僕は将来的に以下のことを成し遂げたいと考えています。
- 習慣化の本を出版
- 習慣化プログラムを作る
この2つを成し遂げるために、発信力を付けたりネットで集客する環境を整えることが、一番大事と考えました。
そのために、YouTubeがとても良い媒体だと思ったので、YouTube投稿を習慣化することに決めました。
なので、今はYouTube投稿をメインの習慣として置いていて、そこに時間を沢山費やしています。
人間の脳の構造的に、いくつも同時に習慣化することは難しいのです。
まずは自分の理想を叶えるために一番良い習慣は何か？
ここを考えてみて、習慣化したい行動を設定してみてください。
まとめると、
1つの習慣を絞る方法は、以下の2ステップです。
- 習慣化したい行動をリストアップする
- 一番理想を最大化できる行動を選ぶ
是非こちらの2ステップで、まず取り組む1つの習慣を決めてみましょう。
1つの習慣が人生に良い循環を生み出す
1つの良い習慣を形成することで、人生に良い循環が生まれます。
これは認知科学の世界では、「キーストーン・ハビット(要の習慣)」効果と呼ばれています。
キーストーン・ハビットとは、1つの習慣を身につけることで、他の習慣や行動に大きな影響を与える習慣のことです。
the power of habit 習慣の力という書籍によって広く知られました。
1つの良い習慣が他の習慣にも良い影響を与え、全体的な生活の質が向上するメリットがあります。
僕の場合の例を紹介します。
僕は1人暮らしを始めたことをきっかけに、まずは「自炊」を習慣化することにしました。
自炊を習慣化したことで、栄養バランスに意識が向くようになったので、野菜中心のバランスの取れた生活を心がけるようになりました。
そして、食生活を改善したことで、次は運動習慣を身に付けようと思い、ランニングを習慣化しました。
直近では、1日の3分の1を費やす睡眠の質を向上したいと思い、良質なマットレスを購入しました。
それにより、以前より快適に眠ることが出来ています。
僕が最初に始めたことは、自炊の習慣1つだけです。
しかし、自炊の習慣化といった1つの習慣を身につけたことで、他の習慣にも良い影響をもたらす結果となりました。
つまり、「自炊」がキーストーン・ハビットとなり、「食生活」「運動」「睡眠」と生活習慣の全般が良くなっていきます。
良い習慣が良い習慣を生むことを「ハビットループ」と呼びます。
1つの習慣が身につくと、心理的にも大きな効果があります。
1つの習慣を身につけたという小さな成功体験が弾みになって「他の習慣も身に付けられる」と好影響をもたらします。
だからこそ、まずは1つの習慣化に絞った方が良いです。
是非1つに絞って習慣化に成功していきましょう。
まとめ
まとめに入ります。
今回は、「まずは1つの習慣化に絞ろう」についてお話しいたしました。
まずは1つの習慣に集中して取り組んでみてください。
本日は以上です。
