習慣家のゆうじろうです。
今回のテーマは、「習慣化において自己否定は良くない」です。
先に結論から言うと、習慣化で1番良くないことは、「自己否定すること」です。
自己否定して自分を責めることで、ネガティブな感情になり、習慣化に挫折するからです。
習慣化したいなら、「自己否定しない」ことがとても大切な考えです。
自己否定しないために、「自己否定して習慣化に失敗しない3つの解決策」も合わせて解説します。
誰でも今日から取り入れることができる内容です。
この記事を読むことで、自己否定せずに長期的に物事を習慣化することができます。
是非最後までご覧ください。
YouTubeでも解説しています!
目次
習慣化で1番良くないことは、自己否定です
自己否定が1番良くない理由は、自分を責めることでどんどんネガティブな考えに陥るからです。
「自分はダメなんだ」と思うと、続けるモチベーションも湧きません。
ネガティブな感情で、そりゃもっとやろうと思えないですよね。
人間はネガティブな感情を避けるようにできています。
つまり、習慣そのものから逃げがちになってしまいます。
さらに悪いことに、そういった人は「自分は意志が弱くでダメだ。来週は二倍やろう」と、無茶で自分を追い込む目標を立ててしまいます。
こうなると、そもそも無茶な目標なので失敗しますし、失敗して自己否定に走ることになります。
そして、「自分は習慣化できない人間なんだ」と自己効力感が低くなり、習慣化の難易度が上がってしまいます。
「習慣化=難しくて出来ない」といった良くないセルフイメージが形成されてしまいます。
良くないイメージが自分の中で形成されると、なかなか習慣化していくことが今後難しくなります。
なので、自己否定は何も生まないですし、習慣化において最大の敵です。
習慣化に挫折する多くのパターンが、まさに「自己否定」です。
これから習慣化しようと考えている人は、まず「習慣化において1番自己否定が良くない」と理解しておきましょう。
逆に言うと、自己否定しないための対策を理解して実践したら、習慣化がとても楽になります。
僕も自己否定の考えを辞めたことで、今では10個の物事を習慣化できています。
自己否定で習慣化に失敗しない3つの解決策
これから、「自己否定して習慣化に失敗しない3つの解決策」について1つずつ解説していきます。
3つの解決策はこちらです。
- 失敗を自分と同化させない
- やったことを毎日記録する
- 成功と失敗を1つのパッケージとする
今回紹介する3つの解決策を取り入れることで、あなたは以前より習慣化しやすくなります。
どれも簡単な対策なので、是非1つずつ試してみてください。
①失敗を自分と同化させない
習慣化が苦手な人の特徴は、自己効力感が低いことが挙げられます。
自己効力感とは、「自分ならできる」といった感覚です。
自己効力感が低いと、そもそも「やろう」といったスタート地点に行く考えにもなりません。
しかし、自己効力感が高ければ違ってきます。
「人間だからこういう時もある。明日から頑張ろう!やればできる!」と気持ちを切り替えることができます。
「弱い自分を受け入れる」
つまり、セルフコンパッションですね。
セルフコンパッションとは、「コンパッション」が「同情、共感」という意味で、つまり「自分を受け入れる、自分に優しくする」という意味です。
1日、2日サボったり忙しくてできなかったとしても、それで習慣が途切れる訳ではありません。
習慣化に挫折する大きな理由は、1日サボってしまった時に自分を責めたり、自己嫌悪に陥るからです。
セルフコンパッションを通して、自分の意志の弱さを受け入れることによって、逆に習慣化を強固なものにします。
1つの対策としては、「自分と失敗を切り分けること」です。
自己否定しやすい人は、まず「自分と失敗を同一視」してしまっています。
たとえば、習慣化した朝15分のランニングをサボった時に「自分は失敗してしまった。意志が弱いな」と自分と失敗を同化させてしまいます。
これだと自己否定になり、習慣化の挫折の原因となります。
そこで、別の捉え方をしてみてください。
「昔の運動不足のダラダラした習慣が少し出ただけだ」と考えてみてください。
こうやって、自分と失敗を切り分けます。
切り分けるだけだと自分に甘くなるので、
「どうやったら昔の習慣が出ないか?」
「どのような対策をしたら、習慣化しやすいか?」
と原因と対策を考えましょう。
ランニングをサボった時は、「寝るときはパジャマでなく、綺麗なトレーニングウェアを着たまま寝よう。そうすれば、そのまま運動できる!」
など解決策を立てます。
自分と失敗を切り分けて、俯瞰した状態で是非原因を考えてみると良いでしょう。
②やったことを毎日記録する
2つ目の対策が、「やったことを毎日記録する」です。
習慣化に挫折する人は1度でも習慣が途切れただけで、これまでの積み重ねがリセットされて「完全なるアウト」と捉えてしまう傾向があります。
しかし、これは非常に勿体無い考え方です。
なぜなら、習慣は積み上げれば積み上げるほど、作りやすいからです。
1日や2日サボったりできなかったとしても、そこから先また積み上げていけば良いのです。
まさに過去の僕がこの罠にハマっていました。
過去にミニマム生活についてのブログを書いていました。
その時は2日で4000文字程度のブログを1記事書くことを目標にしていました。
仕事が忙しい日でも、毎日2000文字程度書くようにしていました。
そして、仕事が忙しくて全く書けない日があると、「これは良くない」と自分に厳しくなっていました。
完璧主義もあり、一度習慣が途絶えただけで「なんで自分は習慣ができないのか」と自己否定に走ります。
結果、3ヶ月ほどで挫折してしまいました。
1日でもサボったら、終わりだと思っていたのです。
しかし、今思うのは、一度習慣が途絶えても、過去やってきたことは何も無駄じゃないということです。
1日2日やらなくても、これまでやってきた行動は必ず積み上がっています。
習慣日数でなく、これまでの行動量・アウトプット量や成長をもっと見るようにしたら、習慣化できたなと思います。
なので、これから習慣化する人は、継続日数のように日付けでなく、「何回できたか、これまでの行動量」を見るのがおすすめです。
連続日数で記録すると、1日でも途絶えた瞬間、これまでの積み上げ全てがリセットされたような感覚がしませんか?
僕も0に戻ったような感覚になります。
しかし、行動量とやった回数なら、「今まで自分はこんなに行動できたや!」とポジティブに捉えることができます。
今まで歩いてきた道のりを改めて確認し、「自分はよくやっている」と肯定的に捉えることができます。
僕は現在YouTube投稿を習慣化しています。
毎日台本を作成したり、動画収録したらGoogleスプレッドシートにチェックを入れて記録するようにしています。
チェックしてこれまでのやってきたことを定期的に振り返ることで、「良くやった!」と自分を褒めることができています。
記録することで、より自分がこれまでやってきたことに対して実感が湧くのです。
毎日記録することで、2ヶ月間なんなくYouTube投稿を継続できました。
これも、毎日記録しているおかげです。
継続日数にこだわらず、「やった回数(つまりそれまで歩いてきた道のり)」を重視すると、習慣が少し止まっても自己否定せずに済みます。
是非、「やったこと」を記録して、これまでの進展を確認するようにしてみてください。
③成功と失敗を1つのパッケージとする
最後に「成功と失敗を1つのパッケージとする」考え方がおすすめです。
成功と失敗は表裏一体の関係です。
失敗を乗り越えて成功する人はいても、失敗しないで成功する人はいません。
僕は読書が好きで色んな人の本を読んできましたが、皆さんたくさん失敗されています。
失敗は成功に向かっていくための手段であり素晴らしい経験なので、失敗に落ち込む必要はないです。
僕が尊敬している自己理解プログラム開発者の八木仁平さんも、「成長か成功しかない」とこの前YouTubeでおっしゃっていました。
このようなイメージですね。
失敗→失敗→失敗→失敗→成功
こう考えると、失敗は成功するための過程や手段でしかないことが分かります。
だから、僕は失敗をたくさんして成長することが、これから成功していく上で大事と考えるようになりました。
このYouTubeもまだまだ拙い部分もあります。
しかし、課題や上手くいかない部分を改善しながら、徐々にレベルアップしていくことができています。
例えば、初めはスマホで録音していたので、ノイズが大きい問題がありました。
そこで音声用マイクを購入して、音質向上の改善をすることができました。
なので、是非「成功と失敗を1つのパッケージ」として捉えてみてください。
あと、偉人やビジネスの成功者の自伝を読むこともおすすめです。
「たくさん失敗されて今があるんだな」と読んでいて学びになりますよ。
以上が、「自己否定して習慣化に失敗しない3つの解決策」の解説でした。
まとめ
まとめに入ります。
今回は、「習慣化において自己否定は良くない」のテーマでお話いたしました!
というわけで、今回は以上となります。