習慣家のゆうじろうです。
今回のテーマは、「継続のコツは仕組み化」です。
先に結論から言うと、物事を継続するコツは仕組み化です。
仕組み化することで、意志の力に頼らず、モチベーションを安定させることができます。
結果、長期的に物事を継続できます。
仕組み化と聞いて、「難しいのかな?」と思う方がいるかもしれません。
しかし、今回紹介する仕組み化の5つの方法は、どれも簡単で誰でも取り入れることができます。
そして、継続の効果性がとても高いです。
この記事を読むメリットは
- モチベーションに頼らない方法を理解できる
- 継続を仕組み化する5つの方法を知れる
です。
何か物事を継続したい人は、是非最後までご覧ください
YouTubeでも解説しています!
目次
継続のコツは仕組み化な理由
結論から言うと、継続のコツは仕組み化することです。
理由は、人間の意志の力には限界があるからです。
例えば、周りで「運動習慣をつける!」といって、ランニングを始めた人とかいませんか?
初めの1週間くらいはモチベーションが高いので、意志の力だけでも続けれるかもしれません。
しかし、人間の意志の力には限界があります。
意志の力だけに頼ってしまうと、物事を継続できなくて挫折する結果となります。
なので、継続に挫折しないためには、仕組み化が大事なんです。
長期的に継続していけるように仕組み化することで、モチベーションに頼らずに継続することができます。
継続において、モチベーションに頼らず仕組みで解決することが大事です。
僕もYouTube投稿を継続していますが、まさに仕組み化を意識しています。
仕組み化することでモチベーションに頼らなくていいので、楽しく2ヶ月間YouTubeを継続できています。
意志の力やモチベーションは短期間では良いかもしれません。
しかし、持続可能的ではありません。
つまり、長期的に物事を継続したいなら、これから紹介する仕組み化を意識することが大事です。
自然とやってしまうような仕組みを作ることができれば、無理なく長期的に物事を継続できます。
継続を仕組み化する5つの方法
ここからは、「継続を仕組み化する5つの方法」について解説します。
5つの方法はこちらです。
- 時間と場所を決める
- 他人を巻き込む
- 行動を周知して反応をもらう
- 行動の手間を省く
- 毎日の進歩を記録する
僕もYouTubeを2ヶ月間継続していますが、この5つの方法を実践しています。
仕組み化と聞いて、「難しいのかな?」と感じる方がもしかしたらいるかも知れません。
しかし、どれも誰でも今日から出来る簡単な方法です。
いきなり5つ全てを取り入れるのでなく、まずは気になるものを1つずつ取り入れてみてください。
それでは、1つずつ解説していきます。
①時間と場所を決める
何か物事を継続したいなら、時間と場所を決めると良いです。
理由としては、人は時間と場所が決まっていない不明確な状態でモチベーションが湧かないからです。
ここで面白い研究があります。
2001年の、イギリスの研究者たちが248人の人々に協力してもらい、2週間で良い運動習慣を身につける実験をしました。
被験者を3つのグループに分けました。
①どれくらい運動したか記録するようにとのみ指示
②運動を記録するだけでなく、運動の効果についての資料を読むように指示。
③②と同じこと+各自の分を作らされた。
「翌週、(何日)の(何時)に(どこ)で、少なくとも20分間激しい運動をする」
結果はこうなりました。
- ①②→35%~38%の人が、少なくとも週1回運動した
- ③→91%の人が少なくとも週1回運動した
つまり、「いつ(時間)」「どこで(場所)」を決める方が続きやすいってことです。
この2つを継続する行動に紐づけることで、継続率がかなり高まります。
人間は行動する条件が不明確だと、モチベーションを感じなくなります。
なので、何か継続したいなら、次の文を完成させたら良いです。
私は「いつ」「どこで」「何を」する
この文に当てはめると、行動が明確になります。
僕の場合だったら、こんな感じですね。
私は「朝散歩が終わったら」「自宅のデスクで」「YouTube台本作成」する
このように、何か物事を継続したいなら、「いつ」「どこで」「何を」するのか決めましょう。
②他人を巻き込む
継続を仕組み化する上で、一番良い方法は「他人を巻き込む」です。
理由としては、他人を巻き込むことで良い意味での強制感が働き、継続にハリが出るからです。
おすすめの方法としては、継続していることを定期的に伝え合う報告会ですね。
お互い何か継続したいことがあるもの同士で、週1や月1回継続できているのか報告しあいます。
定期的に報告会を作ることで、監視の目が働くので、より継続しやすくなります。
継続を仕組み化する上で1番大事なことは、やらざるを得ない環境を作ることです。
つまり、環境構築です。
僕の場合は、週4本YouTube投稿することを習慣にしています。
なので、友達に対して毎週ちゃんと投稿していることを報告するようにしています。
この報告会の場を作ることで、モチベーションを保つことができています。
報告会をするポイントは、信頼できる人と一緒にやることです。
人は大切な人を裏切りたくない心理があります。
その真理を上手く活用し、「この人の信頼を裏切りたくない→やろう」といった良い強制感が働きます。
あと、もし継続し合う仲間がいないなら、一方的に相手に報告するだけでも効果があります。
とにかく、自分1人だけでなく周りに見られている環境を作ることが大事です。
是非他人を巻き込んで、継続していきましょう。
③行動を周知して反応をもらう
行動を周知して反応をもらう理由として、大きく3つあります。
1つ目は、モチベーションになるから
2つ目は、期待や責任感が生まれるから
3つ目は、サポートしてもらえるから
1つ目は、「周りから反応をもらえるとモチベーションになるから」です。
自分1人だけで淡々と継続して、自分の成長を実感し誉めることには限界があります。
なので、継続したいことを周知することで反応をもらうと良いです。
例えば、僕の場合だと、YouTube投稿を継続したいので、投稿できたらSNSで周知しています。
そうすることで、再生回数が増えて動画を見てもらえたり、高評価の反応が頂けています。
反応を周りからもらえることで、とてもモチベーションになり、さらに動画を投稿しようと思えます。
2つ目は、「期待や責任感が生まれるから」です。
他人に自分の行動を周知することで、期待や責任感が生まれます。
そして、周囲の人々が自分の進捗を見守っていると感じることで、途中で挫折しにくくなります。
僕自身もYouTube投稿を友達に周知しているので、責任感を良い意味で感じています。
他人に継続したい行動を宣言したり伝えることで、「言ったからにはやらなきゃ」といった気持ちが働きます。
周りから見られている感覚を持つことで、継続をサボりにくくなります。
3つ目は、「サポートしてもらえるから」です。
僕自身も一部の人ですがYouTubeしていることを伝えています。
そして、YouTubeをやっている方から、良いアドバイスを以前受けることができました。
自分より結果を出している人のアドバイスなので、とても本質的でためになります。
このように、自分が継続していることを周知すると、周りからアドバイス頂ける可能性が高まります。
何か物事を継続したいなら行動を周知するようにしましょう。
僕の場合はYouTubeやXで周知していますが、もしSNSに抵抗があるなら友達やコミュニティで周知すると良いです。
④行動の手間を省く
何か新しい物事を身に付けたいなら、その行動を「やりやすいようにすること」が大切です。
意志の力だけでは継続できないですし、やりにくいとそれだけ継続しにくくなります。
ですから、継続したい行動がある場合は、出来るだけ面倒な部分を省いて、「気がついたらやっていた」というくらいに手間を減らしたやり方ができないか?
と常に考えるようにしてください。
そこで使えるテクニックが、「20秒ルール」と呼ばれるものです。
20秒ルールとは、継続したい行動を普段より20秒早く出来るようにできないか?と考える手法です。
例えば、ヨガを継続したいとします。
その場合は、ヨガマットを敷いたままにします。
これによって、ヨガマットをセットする手間が省けます。
僕の場合だったら、YouTube投稿を継続しています。
以下のように、手間を省く工夫をしています。
- 音声用マイクを使用→ノイズ除去の手間を省く
- Googleスライドで解説→動画編集の手間を省く
- 台本をテンプレ化→1から大枠を考える手間を省く
このように、20秒ルールを適用して手間を省いたことで、今でも楽しくYouTube投稿を継続できています。
そして、20秒減らすことができたら、さらに20秒減らすことができないか考えてみてください。
20秒ルールに関しては、習慣化のカギはコレ!手軽さでモチベーションアップ!の動画を参考にしてください。
僕のYouTube投稿でしたら、例えば台本を見出しだけ作って、あとはアドリブで話すとより時短できます。
最終的には、テーマと見出しだけ決めて、アドリブで話せるようになりたいです。
⑤毎日の進歩を記録する
継続するなら、「毎日継続した行動を記録する」がとてもおすすめです。
記録するメリットは、目標に向かって前進している感覚を得やすく、継続することにモチベーションが湧くからです。
ここで面白い研究があります。
2010年の実験で、この実験では参加者を以下の2つのパターンに分けています。
①「コーヒーを10杯買えば無料で1杯をサービス」と書かれたスタンプカードを渡すグループ
②「コーヒーを12杯買えば無料で1杯をサービス」と書かれたスタンプカードを渡す。ただし、そのカードには、すでに2つのスタンプが押してあるグループ
どちらも10杯買わないと無料サービスを受けられないのは同じです。
結果を見てみると②のグループの方が、スタンプの貯まるスピードが速かったんですね。
②のグループの方がすでに2つスタンプが押してあり、それにより前に進んでいる感覚を味わうことができます。
つまり、前に進んでいると感じると、人はモチベーションが上がると分かります。
毎日行動を記録することで、前に進んでいる感覚を得ることが出来るのです。
なので、継続したいなら毎日行動を記録しましょう。
記録方法はシンプルな方が手間がなく続きやすいです。
- 出来たら○、出来なかったらXのような○X形式
- 出来たら✅、出来なかったら空白のようなチェック形式
記録媒体としては、エクセル、Googleスプレッドシート、専用メモ帳などあります。
記録媒体はあなたが使いやすいものでOKです。
僕の場合は、現在YouTubeを継続しているので、継続したい行動をチェック形式で管理しています。
ちなみに、成果目標(登録者数)に関しては、独自シートを作成しています。
そうすることで、目標に対して動画投稿数やチャンネル登録者数がどれだけ進んでいるのか、可視化することができています。
数値を入力すると目標に対しての達成率が自動で出るようにしているので、前に進んでいる感覚を日々得ることができます。
このように、継続するなら、「毎日継続した行動を記録する」と良いです。
以上が、継続を仕組み化する5つの方法でした。
まとめ
まとめに入ります。
今回は、「継続のコツは仕組み化」のテーマでお話いたしました!
仕組み化して、継続をものにしていきましょう。
というわけで、今回は以上となります。